『MIYABI』妄想日記

俺の名前はりかろー。某私立の中学に通う中3の何処にでもいるさえない生徒の一人だ。
代々貧乏家系の血筋なんだがなぜ私立中学に通っているかというと・・・まぁいいじゃないww

って誰に話してるんだ?^^;;

それはさておき、何も部活もしてない俺はそそくさと下校しようと校内を出て隣接している学校のテニスコートの脇を通った時、彼女がいた。

部員:ナイスショット!!
部員:もっと打っていこーよ!!

そう、彼女が俺がこの学校に通っている理由のほとんどを握っている幼なじみにして同級生でうちの学校のテニス部のキャプテンでもあり生徒会長でもありまたこの学校の理事長の娘でもある夏焼雅だ。
俺がこの学校に通えているのも彼女の父親・・・つまりこの学校の理事長が『奨学金』という形で俺の学費面を全てサポートしえくれているのだ。
貧富の差こそあれ昔から代々仲良しの両家なのである。
そして、彼女、雅だけどこれだけ条件が揃えば大概鼻に掛かった超ワガママな高慢ちきな女になりそうなものだが、理事長の娘ということは隠しており(設定上理事長の苗字は夏焼ではないw)金持ちをひけらかすわけでもなく、むしろ人望が厚く運動も出来、頭脳も明晰でテニス部の部長も生徒会長も周りからの推薦でなったくらいなのでまさに才色兼備なのである。
当然この学校ではアイドル的存在でありその噂は他校にも広まっておりラブレターとか常にもらってるらしいがまだ誰とも付き合ったことはないらしい。
一部ではレズ疑惑も出ているがそれはない。w
中学に入ってからはほとんど遊ばなくなったけど小学校までは結構一緒に遊んでたものだった。
前置きが長くなったな^^;;でも、誰に話してるんだ?俺?

雅:あ、りかろー君!!
り:え?俺?中学に入ってから公の場で呼ばれたの初めてだからびっくりした^^;;
雅:今帰るとこなの?ちょっと待って!
り:え?どうしたの?まぁ、急いでないからいいけど。

雅:同じクラスにいるのになんか久しぶりに見かけたからつい声掛けちゃったw
り:雅の周りにはいつもいっぱい人いるからな。
雅:りかろー君も入ってくればいいのに。
り:俺はあまり大勢の中にいるのは苦手だしね。
雅:それよりどう?新しいユニフォームなんだけど。サンバイザーも新しく買ったんだ!
り:う、うん、似合うんじゃない?(めっちゃ可愛い。萌え氏しそうだ)
雅:ちゃんと見て言ってよ!!
り:可愛いってば!・・・可愛い(照
雅:そ、そんな改まって言われたら照れるじゃない(照
り:ちゃんと見て言えって言ったじゃん!w
雅:・・・そうなんだけどねwww
雅:じゃあ、中に入って話そう!久々だし。
り:いいの?部外者だけど。
雅:誰もダメとか言わないわよ。どうぞ!

り:(それにしても本当に可愛いよな。よくこんな子と幼なじみでいれたよな。)
り:(彼女とかなってくれたら死にそうなくらいに嬉しいけど・・・無理だろうなw)
雅:りかろー君、何考えてるの?
り:あ、いや、別に(慌(やっべーw妄想しとったw)
雅:変なこと考えてなかったでしょうね?(意味深な笑み浮かべて)
り:いやいや、何も考えてないよ?(滝汗
雅:本当?私のテニスルックに見とれてたんでしょう?
り:そ、そんなことないよ!(その通りでw)
雅:まぁ、いいわ。許してあげる!もう終わるから久々に一緒に帰ろう!
り:うん、わかった(助かったーw)
雅:じゃあ、着替えてくるから待っててね!
り:わかった。

雅:りかろー君!おまたせ〜♪
り:いつも思うけど何で自転車なの?金持ちなんだし車とか迎えに来てくれるだろ?
雅:そんなのお金持ちをひけらかしてるみたいで嫌だし、結構いい運動になるし。^^
り:そういうところがまた凄いよな。俺なら自慢しまくるけどね。
雅:お金持ちはパパだしね!自分の力で手に入れたら自慢するかもww
り:さすがだね〜♪

雅:ところでりかろー君?
り:何?
雅:明日・・・ヒマ?
り:いつもヒマだけどww
雅:明日うちに遊びに来ない?久々に遊ぼうよ!
り:いいのか?遊びにいっても?迷惑だろ?
雅:大丈夫!明日誰もいないからw
り:(それは大丈夫じゃないだろ?)
雅:部活も休みだし久々に遊ぼう!
り:雅がいいならいいけど・・・(あんなことやこんなこと・・・鼻血でそうw)
雅:じゃあ、決まり!楽しみにして待ってるね!!
り:うん、わかった。

雅:じゃあ、ここでね!明日楽しみにしてるね!!
り:あぁ、わかった!
雅:ばいばーい゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
り:ばいばい!(いいのか?こんな展開!俺は嬉しいが・・・。)

翌日

キ〜ンコ〜ン♪
雅:はぁ〜い!今行きま〜す♪
り:(えらい明るい声だ。そんなに楽しみにしてたんだ。)
り:(でも、この家玄関から門まで時間掛かるんだよなw)

1分経過


雅:ようこそおいでくださいました〜♪
り:改まってどうした?とまどうなぁ^^;;
雅:だって誰もいない時に来るの初めてじゃない!
り:あ、そうかww

雅:どうぞ!お入りください!
り:お洒落に着こなしてるね!
雅:そ、そう?そう言ってくれると嬉しいな(照
り:久々に私服の雅見たけどより可愛いね(ぁw
雅:そこまで言うとお世辞に聞こえちゃうでしょ!(照れ笑
り:そっかゴメンゴメンw


雅:でも、そんなに似合ってる?(モデルのようにくねりながら)
り:似合ってるよ!モデルになればいいのにw
雅:や〜だぁ〜♪もう!(突き飛ばすw
り:うわ〜っとっと!あぶないなぁww
雅:うふふふ♡

雅:遊ぶ前にランチしようよ!テラスに準備してあるから!行きましょ!
り:わかったw

雅:おいしかった?
り:うん、凄く美味しかった。何時来ても雅の家の料理は美味しいね!
雅:今日は私が作ったんだよ?
り:本当に?全部?凄いね!!お世辞抜きで美味しかったんだけど。
雅:そう言ってくれると嬉しい!朝から頑張った甲斐があったわ!
り:専属のシェフもいるのに?
雅:だからって何も作らないってわけじゃないのよ?ちゃんと料理もできるんだから!
り:本当に雅はすごいな!彼氏になるやつが羨ましいな。
雅:え?・・・。
り:だっていつもこんな美味しい料理作ってくれるんだもん。羨ましいよ!
雅:・・・バカ。(聞こえない程度の声で)
り:ん?何か言った?
雅:いやいや、何も?遊ぼ!ネ!!
り:う、うん。(何か悪いこと言ったかな?(鈍感w))

雅:いくわよ〜♪
り:(そんなビーチボールに全力注がんでもw)
雅:えい!!あ〜〜〜〜〜!!!

り:言わんこっちゃないww
雅:屋根に引っ掛かっちゃったww
り:ボールは出来ないからゴムボードに乗りなよ!
雅:変なことしちゃダメだよ?
り:わかったわかったww

雅:キャッ!!もう!しないって言ったじゃな〜い(嬉
り:ゴメンゴメンwwでも、可愛いよ。雅。

雅:そんなこと言っても許さないんだからぁ〜♪
り:ふぅ〜。ちょっと疲れたな。そこの椅子でちょっと横になるね。
雅:ど〜ぞど〜ぞ(含笑
り:・・・zzzzz。。。
雅:起きて・・・ないよねw仕返しだぁ〜♪

ポカッ!!!!!
り:いった〜〜〜〜〜!!

雅:ええええええええ!!本当に当たるとは思わなかったの!!ゴメンなさい!!
り:思わない前に普通しないだろ!まったくwww
雅:だって、さっきの仕返ししたかったんだもん。。。
り:ハハハww怒ってないよwwビーチサンダルだしw
雅:本当?良かったwww
り:なんか久々だなwwこんな気持ちで遊ぶのな。
雅:そうだね〜♪中学入って全然遊んでなかったもんね!
り:雅は部活入ったしなw
雅:りかろー君はずっと帰宅部だったけどねw
り:そこまで甘えられないよ。
雅:気にするなって言ってたのに。パパも。
り:やりたいことは自分の力で稼いでからすると決めているから。
雅:そう。頑張ってね!
り:あぁ。
雅:ちょっと日が陰って来たから部屋に入ろう!
り:いいの?
雅:勿論よ!どうぞ!!

り:ってか雅の部屋じゃん!いいの?本当に?
雅:いざ入れるとやっぱ照れるねwwちょっと恥ずかしい。
り:いや、綺麗な部屋だから恥ずかしがることないけどね。
雅:(そんなことで恥ずかしがってるんじゃないよ!鈍感男!!)
り:ん?何かお門違いなこと言った?
雅:いやいやいや、そうだよねww

り:・・・あのさ・・・目のやり場に困るんだけど・・・(恥
雅:????あぁ〜wwwこれ下着じゃないからwww
り:あ・・・そ、そうだよなwww何勘違いしてるんだろ(滝汗
雅:アハハハハ・・・。。。。(恥
り:アハハハハ・・・。。。。(恥

しばし沈黙・・・・・・・・。


り:あ、あのさ、今日はそろそろ帰るわ。長居しても悪いし。
雅:そ、そう?わかった。
り:久々に凄く楽しかったよ。
雅:雅も凄く楽しかったよ!
]
雅:あ、そうだ!
り:ん?何?
雅:今度の部活の休み夏休み最後なんだけどうちの別荘に行かない?
り:え?だって迷惑だろ?家族で行くんだし!
雅:前から誘うようにってパパにも言われてたのよ!
雅:そのうちお父さんにも話が行くと思うから。
り:それなら断る理由はないけど。
雅:じゃあ、楽しみにしてるね!詳しいことはおって連絡するから。
り:わかった。

こうしてこの日は何も無く終わったわけだがこのあとも何かが起こりそうな予感がwwww
第二弾をお楽しみに!!!(近日公開予定?)