新潟県中越地震、死者21人・負傷者2100人に

新潟県中越地方を震源に23日発生した地震による被害者は、24日夜までに、小千谷市を中心に死者21人、負傷者2000人以上(新潟県など調べ)に達した。道路寸断で孤立している村もあり、被害はさらに拡大する見通しだ。
同県では17市町村で約10万3000世帯が停電し、約6万5000人が避難している。有感地震は減少傾向にあるが、震度3―4程度の余震がなお続き、24日午後2時21分ごろには同市などで震度5強の大きな余震が観測された。気象庁は今回の地震を「平成16年(2004年)新潟県中越地震」と命名した。
新潟県地震災害対策本部によると、小千谷市で8人、十日町市3人、長岡市2人、見附市1人、川口町4人、湯沢町1人、山古志(やまこし)村2人の計21人の死亡が確認された。
このうち、小千谷市の倒壊した民家から小学5、6年生の男女3人が、長岡市で倒壊した民家からは親子が、いずれも遺体で見つかった。70以上の世帯が住宅全半壊や火災の被害にあった。被害はさらに拡大する可能性もある。
土砂崩れで道路が寸断され、孤立していた山古志村長岡市蓬平(よもぎひら)町には自衛隊のヘリが救援に向かい、住民を長岡市内に運んだ。ただ、道路が寸断されるなどして今も孤立している地区もあるとみられる。
24日午後4時現在、県内37市町村で6万5000人以上が近くの学校や公民館などに避難している。新潟県内での骨折などの負傷者は2100人に上り、長野県で3人、埼玉県でも1人がけがをした。
恐らくはこれ以上に被害は広がっていると思われます。断続的に余震も続き不安な日々が続くのではないでしょうか?
とにかく、政治は一刻も早く手を打ち救援物資や自衛隊の派遣を速やか且つ迅速にし、全ての被災者を早く救援してもらいたいです。こういった時にこそ国民の税金を使ってもらいたい。と思ってます。