すき家、なか卯を買収 大手牛丼業界 初の再編

大手商社の双日は二十六日、発行済み株式数の約51%を保有する大手牛丼チェーン「なか卯」の株式のうち約33%を、同じ大手牛丼チェーンで「すき家」を展開するゼンショーに売却することを明らかにした。二十八日に発表する。
牛丼業界はBSE(牛海綿状脳症狂牛病)による米国産牛肉の輸入停止で苦戦を強いられているところが多く、大手チェーンでは初めての再編となる。
ゼンショーなか卯筆頭株主となる。なか卯すき家を合わせた店舗数は、八百店を超え「松屋」を抜いて「吉野家」に次ぐ業界二位の規模になる。ゼンショーなか卯の買収で規模を広げ、経営基盤を強化する。
双日は、牛丼チェーンの運営と商社の既存事業との相乗効果が薄いため、経営の主導権を手放すことにした。
なか卯双日の前身の旧ニチメンが平成十四年にハンバーガーチェーンのモスフードサービスから買収、商社の食品関連事業の拡大を狙っていた。
尚、店名はどちらもそのまま使うそうです。
とはいえ、鹿児島には『なか卯』も『すき家』も無いから関係ないんですけどね(爆)